ABOUT

プロジェクト発足のきっかけ

世界情勢が不安定な未曽有の状況の中、正解のない世の中で、本質的に自分自身が生きていく意義や意味について考えさせられた2年間。その中でも自分を信じて世の中の第一線で活躍し続ける方々から“Core”な部分を聞き、読者の方々にとって、生きる上でのヒントへ繋げて頂く機会を創り出したいと感じるようになりました。

まるで、ホテルのようなマガジン。

ドアマンが扉を開けると、ロビーラウンジでは家族連れやカップル・老夫婦など、様々な国籍の方々がチェックインを済ませるため、列をなしている。吹き抜けの2FにあるBarでは、多種多様なカルチャーで活躍する方々がグラスを片手に仕事の話やプライベートの話に花を咲かせている。これから新しいことに挑戦する方々も自分たちのビジョンを語り、酸いも甘いも経験してきた先人達よりアドバイスを受けている。

人生の節目で何を考え、行動してきたのか。
どのような価値観を持ち合わせているのか。
どのような信念を持って前へ進んで来たのか。

このKEEP IT REALでは、現在、仕事に悩まれている方・この先3年後・5年後何をやっていきたいのかビジョンが持てない方・これからクリエイティブな仕事をしていきたい方など、自分のビジョンに向かって進む読者が気軽に手に取り、悩んだ時に立ち返ることができるバイブルとなる1冊を作成し、言葉にして伝えていきたいと考え、創刊を決意しました。

Core Value “curiosity(好奇心)"

周りを気にして生きるのではなく、自分の中での好奇心・探求心を忘れずに、限られた環境の中で自分自身と向き合い、考えるだけでなく、行動に移せる人間へ。子どもの頃のあの感覚を、“KEEP IT REAL”を通して思い出してもらえるように、メッセージを発信していきたいと考えています。

出演メンバーについて

KEEP IT REAL のプロデューサーである rikumaru が東京を拠点に DJ として活動する中で知り合った親交のあるメンバー。幅広い業界で活躍する”今をトキメク仕事人 “が参加しています。

なぜ、14組なのか。

rikumaru が学生時代より約9年間ラグビーをやっていました。「One For All, All For One. / みんなは1人のために。1人はみんなのために。」という言葉より、ラグビーのチームワークのように、最後の1名には読者の方がこれからの時代をクリエイトするメンバーの1人としてKEEP IT REALへいつか参加して頂きたいという思いがこもっているため、「15組-1組=14組」に設定されています。

質問内容とは

主に、仕事観、価値観などについて、インタビューしています。苦労してどう乗り越えたのか・そこで何を考え、行動に移すことができたのかなど、普段なかなか人には言わないような経験が誰しもあるかと思います。そんな質問を、世の中の第一線で活躍する方々へインタビューを実施。また、【学校では教えてくれない3つのこと】として、「お金との向き合い方」「SNSとの向き合い方」そして、「家族・友情・恋人との愛への向き合い方」等についても聞いています。
核心を突く、誰しもが本当は人に教えたくない言葉が詰まったメディアの集大成。このKEEP IT REALを通して、読んで初めて味わえる「人間らしさ」を感じることはできるはずです。

文中のSNSへの掲載は禁止

表紙を除く、KEEP IT REAL本誌の文章についてはSNSへの掲載を一切禁止とさせて頂きます。購入者だけが覗き込める、その方々の人生の大切な考え方や生き方が112ページに渡って掲載されています。

なぜ、紙媒体で出すのか

理由は3つあります。
①フィルターバブル現象
1つ目の理由は、フィルターバブル現象に気づいて頂くきっかけを作るためです。フィルターバブルとは、「インターネット上で泡(バブル)のなかに包まれたように、自分の見たい情報しか見えなくなること」という意味の言葉です。

検索エンジンやSNSでは、過去のクリック履歴や検索履歴などの情報からユーザーが見たいと思われる情報を自動的に判断して、検索結果やフィードに表示する仕組みとなっています。ユーザーは自分が求めていない情報へアクセスすることが難しくなり、その結果、他人と同じインターネット上の情報を見ているつもりでも、自分が実際に見ている情報はフィルターを介して限られた情報のみ見ていることさえも気づかない状態へと陥ってしまいます。

学生の頃、辞書を引いた時に、元々調べようと思っていた文字以外の言葉を見つけた時の喜びが誰しもあるかと思います。あのような偶発的な出会いはフィルターバブルの影響により、現代のインターネット世界ではなかなか味わうことができません。そのため、本を通して気づきの1つとなればと考えています。

②本をアートとして
2つ目の理由は、紙の手触り・匂い・読んでいくうちに付着する汚れだって、きっと数年経てば、その時の情景にタイムスリップして、愛くるしいものになることだってあります。リアルに触れる物の大切さを再認識して頂く機会にも触れていきたいとも考えています。飾っても楽しめる、そんなインタビューマガジンとして認識をしてもらいたいという思いがあります。

③デジタルデトックスへの取り組み
3つ目の理由は、デジタルデトックスへの機会を作ることです。電車のホームや車内で周りの人々を見ても、誰しもがスマートフォンに釘付け。家に帰ってもひたすらスマートフォンやパソコンから目を離せない状況が続くこともあると思います。そのため、もっとリアルな生活を大切にしていただきたく、この本を手にとって、デジタルデトックスのきっかけとなれば幸いです。

SDGsの取り組みについて

サスティナブルな素材にも拘り、挑戦します。本誌はFSC認証の再生紙を使用しベジタブルインクを使用。環境に優しいメディアを作ります。